サントリー創業者・鳥井信冶郎は日本のウィスキーを作るため、山崎蒸留所を建設したのは1923(大正13)年のことであった。以来「トリス」、「角瓶」、「オールド」、「ローヤル」、更には「山崎」等があるが、私は何といっても「響」が一番好きだ。原料は大麦。製麦→仕込み→発酵→蒸留→樽の中での熟成となる。これらを興味深く見学させて頂いた。 周辺は竹林に囲まれており、ウィスキー作りに適した気候、風土、水、職人の技。これら全てが整った場所こそ、日本のウィスキーの故郷なのであろう。ここ来て初めてウィスキーの微妙な味と、価値を見出したように思えた。 撮影2006年秋
|